柏市保健所猫保護団体~猫を守ろうにゃん~

柏市保健所の猫保護団体の主な活動や近況、猫達の活動についてまとめています。

活動について

柏市の保健所では年間何百以上の猫達が貰い手の見つからない状態で殺処分されてしまいます。野良猫の事故死も多く見かけます。そして私達、柏市保健所猫保護団体は猫のこの悲しい現実を少しでも改善しようと柏市を中心に野田市松戸市など近隣の市へ活動を広げています。最近では都内に向け活動を広げていっています。活動自体はボランティア活動が全般となります。

一匹でも多くの猫の命を救う為、殺処分されない為にも柏市保健所猫保護団体では、里親募集を常に行っています。里親募集では猫のもらい手探しを目的としています。里親募集のホームページでは猫一匹一匹の写真を載せるなど、呼びかけを行うなどの活動を行っています。また、里親会も随時行っています。里親会では猫との対面を行うことができます。実際に猫を見てどういう子なのか確認することが可能です。その場で気に入った子がいてもそのまま譲度することはできませんのでご了承ください。里親会では関東付近からいらっしゃる方も歓迎します。遠方の方でもお気軽にご相談ください。柏市保健所猫保護団体で出来ることがあればぜひ協力させていただきます!

里親会が終わった後、猫の特徴や性格を知った上でトライアルすることが可能です。トライアルというのはその名の通り、お試し期間を設けて自宅で猫と一緒に暮らすことができます。初めて猫を飼う方もご安心ください。猫に関する用具等はご相談があり次第こちらで猫のトイレ、エサ、など最低限のものはご用意させていただきます。

トライアル期間を経てやっと猫達は皆さんの家族の一員となります。残念ながらトライアル期間の中で家猫と相性が合わなかったり、猫の性格が思っていたのと違ったり、様々な問題が出てきて飼うことが出来なくなってしまったこともあります。そこで飼うことを諦めてしまっても仕方がないことなのです。猫と私達人間の意志確認の為にもこのトライアル期間が必要となってきます。柏市保健所猫保護団体から里親の元へ行った猫は数多くいます。お世話をしていた分、とても寂しい気持ちになりますが、猫と皆さんの笑顔を見れば本当によかったと心の底から思います。

猫の中には野良猫だった猫も多くいます。里親会でも野良猫だった猫を参加させることは珍しくありません。そういう猫を室内飼いすると最初は外に出たがってしまう傾向があります。そういった場面に出くわしてしまうと外に出した方が良いのではと思ってしまうかもしれません。しかし、ご安心してください。猫達は時間が経つにつれて必ず室内に慣れます。外に出たがる頻度も徐々になくなり、まるで野良猫の時代がなかったかのように室内で落ち着きます。どんな猫でも月日が立てば慣れていくものです。それと同じように最初はあまり懐かず、威嚇ばかりしていた猫も段々と人に慣れ時には甘え上手にさえなります。環境が人を変えるように猫も環境が変われば性格も変わっていくのです。そういった変化を近くでぜひ実感してみてくださいね。

初めて猫を飼う方も飼うことに対し不安がある方も大丈夫です。些細なこともぜひ柏市保健所猫保護団体にご相談ください。猫を飼うにあたり最初はどうしたら良いかわからない、誰もが最初は悩むことです。猫のしつけの仕方が分からない、誰もが飼う途中で悩むことです。猫の具合が悪い、どこの病院に連れて行ったらわからない、誰もが目の当たりにする問題です。猫と一緒に暮らしていく上で問題や悩みが出てくることは当たり前のことです。

私たち柏市保健所猫保護団体では皆さんの「猫を飼いたい」という気持ちの後押しが出来ればと思っています。捨てられている猫を拾ったけれど、家で飼うことができない・・・事情があって家で飼っていた猫を手放すことになってしまった、など猫に関する悩みがあった場合はお気軽に柏市保健所猫保護団体の方へお問合せください。しつけの仕方から飼い方、猫の接し方など一緒に考えましょう。

私たちの活動はボランティアになりますが、皆さんからの募金も随時募集しています。少しでもご協力いただければと思います。

猫のしつけについて

里親募集から譲度を経て猫をペットとして、家族として迎え一緒に過ごすにはまずは猫のしつけが必要になります。猫のしつけについては猫の性格や生い立ちによって方法が異なってきます。子猫からしつけを教えなければならないこともあれば、既にしつけが済んでいる成猫もいます。柏市保健所猫保護団体では新しく猫を受け入れる方々向けにしつけのセミナーも随時行っています。まず、猫にはどんなしつけが必要なのか考えてみましょう。

猫のしつけと言えばまずはトイレですね。柏市保健所猫保護団体で里親募集に出している猫のほとんどは子猫も含めトイレのしつけは済んでいます。トイレのしつけというのはトイレできちんと尿や糞を出す、そのままの意味です。ただ子猫といってもまだ目も見えていない赤ちゃん猫に対してはこちらでトイレの世話をしなければなりません。今回は赤ちゃん猫を除いた猫のトイレのしつけについて簡単ではありますが説明させていただきます。

まずトイレに使用する道具についてです。トイレといっても様々な種類があります。トイレの容器だけでも蓋つきのものから丸い形や四角い形など。そして砂も多数種類があります。サラサラしているものからブロック型のものまで。最初はどれを選んだら良いかわからない場合は無難に蓋なしの容器と臭いがあまり目立たない砂を選びましょう。値段はお手頃なもので十分ですよ。柏市保健所猫保護団体で使用していたトイレ容器は蓋なしの少し大きめのものでした。

トイレを置く場所として猫にとって落ち着きのある場所に置いてあげましょう。あまり出入りのしない箇所などに設置してあげるのが良いですね。設置後、猫にトイレの場所を教えてあげます。その際、猫のトイレサインを見逃さずに。猫がそわそわし始めたり、床の臭いを嗅いだりし始めたらトイレのサインです。トイレまで猫を誘導してあげましょう。

猫はトイレをすぐ覚えます。なかなか覚えない場合は設置場所や砂を変えてみましょう。先住猫がいる場合はその猫を真似して覚えることもあります。柏市保健所猫保護団体の場合は先住猫の臭いでほとんどの猫は覚えました。ぜひ、試してみてください。

目標

猫の保護はもちろん猫の将来を考えて活動をしています。柏市保健所猫1匹でも多くの猫が幸せになることを目標にしています。では、猫にとっての幸せは何でしょうか。それをはっきりとさせることは私たちにとってもとても難しいです。しかし、殺処分されていく命を見ればそれは猫の幸せとは掛け離れたものだと理解できます。私たちは猫と暮らしていきたいと考えている方々と一緒に猫達が生きることを猫の幸せだと仮定しています。猫が安心して暮らしていける、そして私たち人間も猫と暮らすことで愛情を抱きます。猫は私たちの家族の一員になるのです。柏市保健所猫保護団体は猫と猫を飼う方々が幸せになることを願っています。

保健所から無事引き取られ飼い主と共に暮らしている猫たちの顔は穏やかです。あんなに人間を嫌い憎むような目つきをしていた子達が、自分の身を私たち人間に預けている姿を見れば、そこに幸せがあるのだと私たちは感じます。私たちはその幸せをより多くの猫たちに感じてもらえるよう、これからも活動を続けていきます。

お願い

私たちから皆さんにお願いがあります。むやみに野良猫にエサを与えるなどの行為はやめてください。エサや世話をするなら決まった時間に、決まった場所できちんとルールを守って行いましょう。ルールをきちんと守ることで近隣の方々にも迷惑がかからず、人間も猫も居心地の良い生活をすることができます。柏市保健所猫保護団体は人間も猫も暮らしやすい世の中を目指してします。

また、近年猫ブームになっているからといって猫を飼ったはいいものの、最後まで飼うことができず途中で捨ててしまったという悲しいお知らせをよく耳にします。猫も私達と同じ命があり生きています。事情があるにしろ飼えなくなったからといって、物を捨てるように猫も道端に捨てて良いのでしょうか。よく考えれば思いとどまるはずです。

室内で飼えば猫も20年ほど生きます。柏市保健所猫保護団体にやってくる猫達はあなたと共に生きていきます。どうか、そのことを忘れずにいてください。

メンバー募集

柏市保健所猫保護団体では猫のお世話や観察、飼育等のメンバーを随時募集しています。捨てられてしまった猫や飼い主が見つからない猫たちの一時的な保護のお手伝いをしてもらいます。猫のもらい手を探すのと同時に見つかるまでお世話をしてもらいます。お世話といっても難しいことは一つもありません。猫の食事、身の回りの掃除、など簡単かつ猫の為のお仕事ばかりです。

成猫だけではなく、中には生まれたばかりでまだ目も開いていない子猫もいます。そんな猫には3時間おきにミルクをあげたり、おしっこのお世話もしてあげます。ボランティアになってしまいますが、あなたの行動で救われる命が多くあります。ぜひ少しでも柏市保健所猫保護団体に興味をもった方はぜひご参加ください。